地域活動支援センター すももクラブ ~失語症の方、仲間づくりに来てみませんか?~

 

すももクラブ紹介ムービー

すもも通信 更新情報

 

ごあいさつ

 「すももクラブ」は2005年に、失語症の方の任意の交流の場として始まりました。それからの10年というものは法律がたびたび変わり、支援費制度の時には身体障害者デイサービス、そして自立支援法の時には地域活動支援センターと時代に応じて変身をしながら、一貫して失語症の方の社会参加を目指して地道に活動を続けてきました。

 おかげさまで、すももクラブをご利用下さる方は、着実に増えてきました。利用者の皆さんはゆっくりと会話を楽しみ、曜日によってパソコン、書道、写真、マージャン、手芸、絵画などに取り組んでいます。大阪市内外の色々な作品展に参加して創作活動の成果を発表し、失語症の理解者を増やすことに寄与しています。また区役所に対して自分たちに必要な防災対策を提言するなど、積極的な社会参加を展開しています。

 しかし2019年4月に隣家の火災から類焼しました。天井が焼け落ち煤の匂いが立ち込めて、ここでは再開できないと判断し、別の所で再建する道を模索しました。多くの支援者・利用者・友人・STの温かいご支援をいただくことができました。感謝に堪えません。

 幸い(今までの)近くに新しい物件を探すことができました。これを機に新生「すももクラブ」として、これまで積み上げてきたものを大切にしながらフレッシュに展開していきます。どうぞご期待ください。

2019/10/28

特定非営利活動法人
コミュニケーション・アシスト・ネットワーク(CAN)

代表理事 山本正志

 
 

ご利用案内

施設の種類
障害者総合支援法による地域活動支援センター
営業日
月曜日~金曜日 (土、日、祝日、年末年始は休み)
営業時間
午前9時30分~午後4時30分

まずは見学にお越しください(要予約)

  • ◎ 言語聴覚士(ST)が常駐しています。
  • ◎ 身体障害者手帳、療育手帳、精神福祉手帳をお持ちの方が利用できます。(高次脳機能障害、難病の方はお住まいの市町村でご相談ください)
  • ◎ 自己負担金はお住まいの市町村によって異なります。(大阪市、吹田市、豊中市の方は無料)
  • ◎ 昼食費は個人負担です。
  • ◎ 趣味創作活動に必要な経費は個人負担です。
  • ◎ 利用を希望される方は事前にご連絡ください。(事業所や医療・福祉関係者の方は1週間前までにご連絡ください)
  • *送迎・入浴サービスはありません。

プログラム

午前

自由会話 ことばのゲーム 体操

昼食

午後

写真 麻雀
書道 手芸
囲碁 麻雀 手芸
パソコン 書道
絵画

希望者は昼食に宅配弁当での提供が可能です。

お弁当を持参されても結構です。

スタッフ紹介

スタッフ紹介
  • 管理者
  • 言語聴覚士
  • 教育学修士
  • 介護職員
  • ボランティア
  • 趣味・創作活動指導

精鋭ぞろいのスタッフのチームワークの良さが、すももクラブの大きな推進力です。専門知識と各自の持ち味を生かしつつ、
明るい笑顔とユーモアを忘れずに、利用者の方々をサポートしています。

失語症とは

失語症は脳卒中や頭部外傷によって、脳の言語中枢が損傷を受けることで起きることばの障害です。
日常生活にほとんど支障をきたさない軽度のものから、まったく話せなくなる重度のものまで、程度はさまざまです。
ほとんどの失語症の方が、話すことだけではなく、人の話を理解することや、読み書き、計算にも障害をもっています。
より詳しい情報はこちらの資料を御覧ください

*PDF:1.2MB

アクセス

最寄駅:阪急「十三」駅より徒歩7~10分です。

大きい画面で地図を見る

◎阪急十三駅東口を出てすぐ左へ、突き当たりまで直進します。
◎突き当たりで右へ、まっすぐ行くと十三小学校があります。
◎十三小学校の次の信号を渡り、木川本町商店街の中にあります。